7月 14, 2022
備えあれば憂いなしという言葉は本当だった
私は大学生の時に、ふと教員になりたいという願いを持ちました。
今のように仕事の多様性がない時代には、それが、故郷に帰って仕事を得ることができる少ないチャンスの一つだったからです。
しかし、教員になるには、採用試験を受け、合格しなければなりません。学生の時には、不勉強で合格することができませんでした。
この時は、勉強していないから仕方がないとあきらめることができました。
その後、勉強をしても受からない期間が3年くらいありました。
特に、一次試験は合格しても、面接試験のある二次試験で不合格になったときはとてもつらかったです。
面接の場面では、自分の素の姿が出るものだと思います。
どんなに取り繕っても見破られるという面があります。
それだからこそ、普段から自分を磨いていることが求められます。
いくつもの参考書を買って行う試験勉強はもちろん楽ではありませんが、「自分を磨く」という作業が一番しんどかったと思います。
つらいことも自分にはプラスになると信じて歯を食いしばることが求められる時があると思います。